箸馬熱食(筷马热食)です。
2018年に開店したアリババのファーストフード店らしい。
中国語だと「くぅあいまーるーしー」です。これ日本語だとなんて呼ぶのがわかりやすいんだろうなあ。(「盒马鲜生」に対する呼称と似た悩み)
马(まー)とついているので、ふーまー(盒马鲜生)のファーストフード店的なノリかなと思いつつ行ってみました。(とは言え具体的に想像できてたわけではない)
中に入るとこんな感じで、お菓子や飲み物の棚があります。
QRコードスキャンで商品選択して、モバイル決済で購入できます(手元でセルフレジという感じ)。もはや最近よくあるやつですね。ちなみに宅配も実施しているようです。
そしてこちら。フードコートですー!
急速拡大中の连咖啡(Coffee Box)も買えます。
フードコートのテーブルにはQRコードがありまして
スキャンして、wechat上(あるいはAlipay上)で購入できます。
これももはや中国だとよくあるパターンです。店員さんに伝えたり、レジに並んで決済したりする必要がないので楽です。
ちなみにアリババ系列ですが、Alipayだけではなくwechatpayも使えます。
そして、スマホでの注文が完了すると、このように番号がモニターに表示されます。PCのブラウザ映してる感がすごいぞ。
餃子きました!おいしい。
ここは、調理したての暖かいものを提供するみたいですよ。行った時は何もおいていなかったのですが。
「热食(熱食)」=暖かいもの、を提供したいというコンセプトなのだとか。
「鲜食(鮮食)」=できたてのもの、を提供するというコンセプトが最近流行っていたのように思いますが、それと同じようなイメージですね、おそらく。
参考:「鲜食(鮮食)」=できたてのもの、についての関連記事はこちら
ただの自動販売機屋さんじゃない!?「無人販売機」企業の描く未来
おいしいものを食べたい!「できたて」を販売する未来型コンビニX-24に行ってみた
また今後については、3年で全国に10,000店舗を開店する予定とのこと。(ほんとにできるのかしら)
参考:“筷马热食”试水成功,3年要开10000家?阿里这下赚大了!_零售
やっていることに新規性や特段のユーザ体験の良さは感じないのですが、リアルでのユーザ接点を爆増させたいのかな、という気がしています。
アリババのニューリテールスーパーの「盒马鲜生」の小さいバージョンである「盒少马」も開店するみたいですしね。
▼開店前プロモーションしているのを見つけました。また見に行ってみたいと思います。
すごくさくっとですが、今日はこんな感じです!
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