中国シェアサイクル業界の二大巨頭といえばmobikeとofo。
▼オレンジ色のものがmobike、黄色がofo
世間ではmobikeの業績が不調とか、ofoが海外進出して撤退したとか、色々なニュースが出ていますが・・!
そんなことより、ユーザにとって大事なのは乗りごごちだっ!!
▼母が上海に来た時に一緒にシェアサイクル乗りました。母が見切れましたすみません
というわけで、1ユーザとして、乗り心地について書きますよっ
※完全にたきさんの主観です
結論、mobikeの方が良い
結論から言うと、mobikeの方が乗りやすい。
見てください、このmobikeの柔らかみのあるサドル。
丸くて持ちやすく、触れたくなるハンドルっ。
一方、ofoはというと、全体的に直線的。機械感がある。
ハンドルまっすぐってことは長距離用なのかなと思いつつ、そんなに街中で長距離乗らないしなあ・・・
▼骨っぽい感じ。ハンドル部分が直線的だし。持ち手にも丸みがない。サドルもmobikeと比較するとちょっと座りにくい。
出典:300万辆ofo小黄车将“欠费停机”?官方:已经有解决方案 - 雷科技
実際どっちも問題なく乗れるんだぜ。
でもmobikeの方に行っちゃいます。私は。
イメージなんですが、
mobike→街を楽しむためのもの
ofo→ザ・移動手段
という感じで、mobikeが「体験」ofoが「ツール」を提供している感じ。
最近よく言われている「モノからコトへ」の考え方で行くと
mobikeが「モノ」ofoが「コト」な感じがします。
成り立ちと考え方をみてみよう
このへんは成り立ちや企業の考え方に関係しているのかなと思っており、調べてみました。。。
まずmobikeですが、サイトを見てみると、ミッションは、
「Mobikeはリーズナブルかつ便利な移動を提供しています。Mobikeの利用によって生活の質の向上や環境保全に貢献することが可能です。」
とのこと。
自らを、より良い移動手段であることだけでなく、生活や環境の向上まで行う存在と定義しています。
参照:事業概要- Mobike
一方で、ofoの理念は、「骑时可以更轻松」。
つまり「(自転車に)乗ることでもっと楽になる」ということなので、自らを「移動の楽さ」を提供する存在としているということかなと感じます。
ofoは「大学構内の移動手段として」提供していたサービスから始まったということで、「移動手段」という側面が強いのかな、と思っています。
参考:合併か破綻か?中国シェアサイクル業界に異変!技術のモバイクvs学生起業のofoの二強対決の行方 | BUSINESS INSIDER JAPAN
おまけ:mobike最新モデル登場!ぜひ乗ってみてください!
ちなみにmobikeは最近新しいモデルを導入しております。
きれい!車体が軽くて乗りやすい!
▼フレームが太いのが特徴。ぜひ乗ってみてください。
▼旧モデルと比較すると、座席の高さ調整がかなりやりやすい(力が不要)
今日はさくっとそんな感じです。
ちなみに、シェアサイクルビジネスについては、私の新卒の会社の先輩が「コト型ビジネス」という観点で記事を書いています。
そちらもぜひご覧くださいー!
※先輩もmobike派だそうです! 笑
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