たきさんのちゃいなブログ

たきさんが、中国にいて感じたことや流行っているものなどを書いていくブログ。上海に住んでましたが、今は基本東京ときどき上海。

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大阪で滴滴(DiDi)が使えるようになっていたので早速乗ってみた!

 

こんな記事を読んだぞ!DiDiに大阪で乗れる!? 

www.itmedia.co.jp

 

 

 

 

使ってみた、とにかくなかなか来ない 

時を同じくしてたまたま関西出張!

これは乗るしかない!ということで乗ってみました。

 

中国でやっている時と同じく、アプリを立ち上げ、タクシーを呼びます。

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捕まるまでに10分位時間かかりました、、、><!

新大阪駅から5キロくらいの地点なので、そんなに僻地というわけでもないのですが・・・!

まだ配車数が少ないのかなあと想像。

10分かかってたらアウトですよね><

 

▼あまりにも捕まらないからしびれを切らし自分が南下して場所を変えてよびました(´・ω・`)

 

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 ※運転手さんの名前などにはモザイクをかけています

 

 

どんな車が来るのかな、どんな人が運転手さんなのかな、と、どきどき。

しかしなかなか来ません。道に迷っているのかな・・・?

 

待つこと15分・・・・! 

 

 

 

 

やっと来た!iPadつきタクシー!

 

来ました!第一交通のタクシーです。

写真には写ってはいませんが、「回送」の表示で来ましたよ。

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Didiと第一交通は提携しているので、今は何台かが対DiDi貸し切り(=流しの客はとらない)でやっているようです。

※ニュース記事によると、第一交通以外にも多くのタクシー会社と連携してやっているそうです。

 


まだ試験運用中ということで、第一交通のうち何台かがDiDi用で、各運転手さんごとに大体の担当待機範囲を決めてお客さんを待っているとのことです。

私が乗車したタクシーの運転手さんは、「全然お客さんいないよ~」と言っていましたが、この時期はちょうど国慶節。

大阪に来ている中国人はたくさんいるはずなので、そんなに周知がなされていないか、日本のタクシーは高い&公共交通機関が便利なので使うインセンティブが低いという感じかもしれませんね。

 

 


また、DiDiタクシーの場合、DiDiからミニiPadが支給され、そこにルートなどが表示されるようです。

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運転手さんは、

その地図(googlemap)に一方通行を無視したルートが表示されるので、それに沿って運転するとスムーズに運転できない。

とおっしゃっていました。(本当かわからんですが)

 

 


結局自分のタクシーについているカーナビに目的地を入れなおして運転しているとのこと。。。だからさっき遅くなってしまったとのこと。

だとすると改善の余地は大きそうですね。

 

 

 

 

さて決済。そうだ、日本人はモバイル決済できないんだった。。。

 

支払いは、アリペイかwechatpayでできるかと思いきや・・・!勝手に現金決済する設定になっていた。

現金決済の設定などしていないはずだが・・・!

そうだ、中国のIDカードない人は日本ではモバイル決済(Alipay/wechatpay)できないのです。。。

 

 

このサービスは中国人をターゲットに含めつつ、(ある意味当然ながら)日本人がメインのターゲットのようです。今なら最大2,500円クーポンプレゼント中ですよー。

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ちなみに、私が使っているのは、中国のDiDiアプリです。

以前は中国のDiDiアプリは日本のAPPストアからダウンロードできましたが、今は日本版のDiDiアプリができており、中国版のDiDiはダウンロードできなくなっていました。

▼左が中国のDiDiアプリ、右が日本のDiDiアプリ

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日本のDiDiアプリは日本語表示の設定がデフォルトです。そしてクレカ登録しておけば自動で支払いを完了させることも可能です。(ただ、このアプリが中国では使えません) 

 

 

 

結局どうなのよ

 

DiDiというブランドに愛着があろうとなかろうと、私としては、タクシーの配車サービスで特に大事なのは、注文してから来るまでの時間です。

そこが担保されてないと、使う気になかなかなれないなーというのが正直なところ。

今後どんどん配車台数を増やしてほしいです。

 

 

 

また現在のタクシー事情としては、

  • いま大阪の中心部は割と流しでもタクシー捕まる
  • 流しのタクシーの質は別に悪くない(中国だと悪いものも多い。DiDiだと質の良い白タク呼べる)
  • DiDiと流しのタクシーの料金ほぼ変わらない(中国だとDiDiから頼むとクーポン適用されたりして安くなることが多い。白タクの方が料金安いことも多い。)

という感じだと思っております。

 

 

中国だと白タク容認してることもあり、配車数が増え色々な車が走ることになり→サービス競争や値引き競争が行われ→どんどんユーザ体験も良くなっていくという感じです。

 

日本だとそもそものタクシーの質が特に悪くないことに加え(個人タクシーとかはちょっとなあと思うこともありますが)、
規制により、白タクNG&既得権益がっつりのため、DiDiが入ることによるユーザ体験が洗練されていくということは起こらないだろうな、と思っております。

 

 

なので今のところ、DiDi(および類するタクシー配車アプリ)は、中国での状況と比べると、日本人にとっては日常的にばんばん使うほど魅力がないのかなーと思っております。

そういう意味で、今後の展開についてはあんまりわくわくしておりません、すみません。。。

 

 

それより、下記のようなタクシー相乗りサービスとかは規制をしっかり守りつつ、ユーザの生活をよくしようとされていて素敵だなと感じております。

techable.jp

 

 

 

今日はさくっとそんな感じで~

 

 

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takiyori-china.hatenadiary.com