行ってみたよー無人レストラン。
ここです。dicos未来店。
そもそもdicosとは、四川省成都市を拠点とし、中国全土に2300店舗を展開するチェーン店です。
フライドチキン中心のお店なので中国のケンタッキーという感じかな?
※この記事の内容は執筆時点でのものです。移り変わりの激しい中国ですので、突然なくなったり場所や営業時間が変わったりしている可能性もあります。行かれる際は必ずご自身で存在と営業時間をお調べになってから行かれるようにしてください。
さてー・・・中に入ってみると明るくてきれいななお店ですー!
もうそれだけでいい気持ちになります(*´꒳`*)
「無人」を銘打ってますが、例によって店員さんはいます。
調理している人と、あとホールにて説明用にスタンバイしている人。
そしてこういうロッカーのようなものがあります。
できたものがここに入るということですね。
テーブルについているQRコード(おしゃれ風)を読み取りまして
微信(weixin)上でメニューを見ます。
さすがフライドチキン屋さん。推してるのはフライドチキンハンバーガーのようです(写真左)が、
特にお腹すいていなかったのでポテト(写真右)を選ぶことにします。
スマホ上でお会計します。微信支付(wechatpay)と紐づいているので楽々会計。
はい支払い完了。
そうすると微信に通知がきます。
あなたの番号は90006で4番ボックスにご飯がきますよ、
暗証番号は233ですよ、とのこと。
待つこと数分・・・前のスクリーンにて番号呼ばれました!
これだっ
半透明のスクリーンにタッチして暗証番号を入力します。
なんかかっこいい
オープンしました。
とこんな感じです。
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行くまでは ロッカー的なものからご飯を取り出すというのが、心が貧しくなりそうなイメージがあったのですが、
店内もロッカー(言い方が悪いか)もおしゃれで素敵な感じで全然そんなことありませんでした。
後日チキンハンバーガーを食べたのですが、さすがフライドチキン屋さんなだけあって美味しかったですʕ•ᴥ•ʔb
この価格帯のレストランとしては、味も問題ないです。
結局無人でも無人じゃなくても、美味しくなかったら行かないですからね・・・
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dicosによると、2017年の8月に開店してから12月(下記記載の記事が書かれた時点)で、無人店の人件費は有人店の30%に。
一方で、来店客の回転率がよくなったので売上は20%増加しているとのこと。
ということは利益率かなりアップですね。
とはいえ、全国展開しているチェーン店が、一店舗の無人レストランで良い利益出したくらいでは、そんなに会社へのインパクトはないと思っています。
ある記事によると、半分の店舗では2018年初めまでにスマートレストラン方式(智能餐厅模式)を半分の店舗に導入予定とのこと
ただこれは、私が行った店舗のようなところまでは行かなくて、タッチパネルで注文することを指しているような感じですね。
無人系全般に言えることですが、中国もかつてと比較して人件費高くなってきているので、人を減らす仕組みを作ることは企業目線で価値があるんだろうなと思います(無人じゃなくてもいいんですけど)。
ファーストフード系に関していうと、単に人を介さない方が早く(並んだりする必要もない)、また早いことの価値が大きいということから、特に「無人」というところとの親和性高いんだろうなという気がします。
無人レストランについてはこちらもご参考
今日はそんな感じで!
おしまい
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